仕事のトラブルと人間関係

 社会人ともなると、仕事と人間関係とを切り離して対処するスキルが身に付きます。ですから多くの人は仕事で失敗しても、その原因を安易に人間関係に求めることはありません。しかし人間関係は表面的な影響にとどまりませんから、思わぬ形で仕事に悪影響を及ぼすことがあるのです。人間関係さえ良好であれば、問題が生じても深刻化することが無いのはそのためです。解決不能な問題などそもそも存在しないということです。
 解決できないように見える時、真っ先に注意を向けなければならないのは、経営者をめぐる人間関係です。スピリチュアルカウンセラーとしては、社内における関係だけでなく、夫婦関係、親子関係もその対象に入ります。経営者が家庭に問題を抱えている時、そのネガティブなエネルギーが会社に持ち込まれることがあります。例えば、親との関係が消滅していたり、夫婦関係が冷めていたり、子どもが病気に罹っていたりすると、その経営者は負のオーラを会社で撒き散らしていることになります。そのような状態で、部下が社内で解決を図ろうとしても、頓挫することは目に見えています。もちろん取引は大人同士の振る舞いですから、一時的に持ち堪えられるでしょうが、根本的な解決には至りません。最近はプライベートとビジネスとを分けることに主眼が置かれた社会風潮が存在しますが、スピリチュアル的には甘い考えだと言わざるを得ません。
 スピリチュアルの世界では、エネルギーに種類を設けません。つまり家庭のエネルギーと職場のエネルギーとは通じ合っているのです。家庭における人間関係が仕事にも影響してしまうのはそのためで、それに気付いた人が率先して問題の解決に当たることが求められます。

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